いろんなかるちゃーしょっく

  • トイレ編

トイレの便器脇には、どっかんと大きなバケツが備え付けられている。(ホテルにはなかった)
トイレットペーパーを流しちゃいかん、とのお達しらしい。
ハイハイ、わかってますよ。ちゃんとお勉強してきました。
日本のトイレ事情に慣れているだけに、警戒していろいろ持ち込んでいた。
キャンパーご用達の芯抜きトイレットペーパー、ウェットティッシュなど。
ウエットティッシュは使う機会がなかったけれど、トイレットペーパーは頻繁に使った。
駅のトイレはホルダーはあるけどペーパーがない場合がほとんど。
MRTのトイレを主に使用したけど、おおむね綺麗だった。日本のJRのトイレの方がよっぽど汚い。

  • 日本語事情

コンビニでみかけた「健康の油切」というお茶らしきもの。ネーミングが不気味で
購入にいたらなかったけれど、漢字文化圏でなぜひらがなの「の」が入っているのか不可思議。
日本人観光客用かと思ってはみたけれど、どうもあちこちにおいてあるから違うらしい。
みやげ物屋でもらった手提げポリにも「の」が入っていた。

  • バス事情

先払い、後払いと料金体制もいろいろとの話を聞いていた。
2回乗ったけど、いずれも前払いだった。ただ、料金がどこにも書いていない。
運転手に行き先を書いた紙を見せ、サイフを出して横で座っているおばちゃんに媚を売りつついくら払えばいいのか身振り手振りで教えてもらう。
そしたら、おばちゃんはサイフからこれとこれとこれ、ってな感じでコインをチョイスしてくれてこれだけ料金箱に入れるようにとの指示をくれた。ありがと!おばちゃん!

  • 電車事情

特急と急行に乗った。行き先はわかっているけど、台北の路線はよそ者には単純ではないため、駅の列車案内図とにらめっこしながらここに行くにはどれに乗るのか、列車番号、発車時刻、購入枚数、をまとめて紙に書き、当日券販売の窓口に差し出す。
料金はわかっているのですでに準備済み。
無事クリア、当日買ったので特急の指定席は取れず、「無座」と記載されていた。つまり、空いてたら座っていいけど指定席を持ってる人が来たらどけてよね、というものらしい。
乗り込んだ列車の入口に一番近い席がひとつ空いてたので、遠慮がちに座る。駅に着くたびに気をつけていたけど、結局到着まで誰もこなかった。同じように座席のない人が、行ったり来たりとしていた。

  • 屋台(ドリンク)

西瓜源汁が一番おいしかった。スイカを搾ったジュースなんだけど、店によって作り方が様々。
冷蔵庫で冷やしたスイカを使って氷を入れずにミキサーで潰すだけ、室温のスイカと氷を混ぜてミキサーで砕くところ、スイカだけのところ、シロップを加えるところ、種をザルで漉してくれるところ、そのまんまのところ。ストローがやたらとぶっとい(タピオカが吸える位)ので種がストローに詰まることはない。
一番上品だったのはホテルの朝食時にバイキングで置いてあったスイカジュース。大きなピッチャーにドンっと入れてかき混ぜ用にセロリが1本突っ込んである。ミキサーではなく、ジューサーを使っていたので種もなく、実のごろっとした砕け損ねもない。ちょっと物足りない。
生水と氷には一応注意すべきなんだけど、ここは聞かなかったふりをして氷入りをばんばん飲んだ。

  • 屋台(食べ物)

一人で食べると、品数がほとんど食べられないまま満腹になってしまう。
チャーハンなんてちっちゃな発砲スチロールに入れてくれる。レンゲがペコペコのプラスチックで屋台のテーブルで食べ終えた後、扇風機の風であっちこっち飛んでしまう。
箸がビニールで個包装されているのはうれしいのだけど、むいた後のビニールの置き場が困ってしまう。
メニュー立ての様なリングにちょこんと挟み込むらしい、いいね、これ。

基隆の駅で電車を待っていたとき、ダダをこねたかで床に座り込んで大声で泣いている子供がいた。
横で母親がやはり大声で怒っていたけど、いまだにこういう子供がいるんだな、と思って見ていたら、座って様子を見ていた尼さんが寄っていって母親になにやら怒鳴っている。
そうこうしているうちに、尼さんが子供に向かってなにやらやさしく語りかけ、子供の手と母親の手を取って語りかけていた。どうやら母親に非があったらしい。宗教的な役割が根付いているのかなぁと感じました。
そうそう、その子供のズボンが、お尻の割れたズボンだった。ちょっと古い中国映画なんかで時々目にするあの股割れズボン!!!初めて現物を見ました。開襠袴というものらしい。