地下鉄の最後尾に乗ってみた。普段は最前列でかぶりつく事が多いが、たまには逆をする。
あたりを照らす光が脇に規則正しく流れていき、イカ釣り船の灯りを思い出した。
青函航路をいくたびか渡ったことがあるが、暗い海にぽつぽつと灯る明かりを飽きずに眺めていたものだ。
たいがいこの後深い眠りに落ちて気が付いたらあっと言う間の4時間が経っている。
もっとも函館ー大間は眠る時間もないが…。