二輪車安全運転大会【埼玉編】
もう一つ申し込んであった県大会に参加してきました。
朝の出がけからどんよりとした雲が行く手に広がっています。
またもや原付2種での参戦。
参加者の半分くらいが常連さんで、あちこちで和気藹々と盛り上がっていました。
前回の神奈川県大会で多少は度胸が据わったというか、場慣れしたというか心臓バクバクはあまりありません。
要所要所で案内、お世話してくださる方々の多くが女性の方で、柔らかな雰囲気が漂っていて緊張感はずいぶん和らいだはず。
まず開会式の後、走行コースをひととおり先導付きで案内してくれます。
課題走行の場所は脇を抜けたりショートカットしたりとざっくり「この場所」みたいな案内です。
走行順は、女性クラス(排気量125以下)→少年クラス→一般Aクラス(排気量400以下)→一般Bクラス(排気量400以上)
女性クラスの中程に位置していましたのである程度前の人の走行手順を参照する事が出来ましたが、初めての鴻巣のコースです覚えきれるわけがありません。
やはり今回もフロントポケットにコース図を入れての待ち時間まで必死こいて順路を辿っていました。
やっちゃたかなと思った箇所・・・右折したあとで、センターラインの内側に入ってしまい、一瞬すぐに気付いて戻ったけれど「逆行」あるいはすぐの戻りが効をなして「ふらつき」ですんだか定かではありませんが確実にここでダメ出しされているはず。
次いで交差点の中でうかつにも進路変更をしてしまったこと。交差点内の進路変更禁止については当日朝のコース下見の際に他の人に聞いて初めて知ったことです。
こんなに狭いコース内でも交差点は交差点、進路変更はやっちゃいけません。
では、その先の右折を乗り越える際、確実に30M手前で中央車線に寄っていないといけませんがそのタイミングが微妙に難しい。
結果、頭が混乱し、交差点内進路変更をしでかしたわけです。
他の人の走行を見ていると、結構ゆっくりと走っているのに気付きます。
私はせっかちなのかがーーーっと走ってピタっと止まるのが好きなのですが、というかこんな癖が染みついている。
合図の3秒、左右後方確認、の間合いがイマイチうまくいかない。
もしかしたら交差点内徐行もマイナス点が入っているかもしれない。
埼玉は、交差点の信号機と踏切が生きています。ここを越える際は状況によってお作法が変わるのでちょっとドキドキものです。
法規走行はスタート姿勢から始まり、終わるところまで一貫して流れがあります。
法規が終わってそのままの流れで技能走行に入ります。
・コンビネーションスラローム:前走者がパイロンを曲がる方向を間違えて走行中止となりました。
メリハリつけてきれいに走っていた方だったので残念です。
やはり越えるパイロンがわかりづらく、危うく自分もその轍を踏みそうになりましたが何とか無事に脱出。
・応用千鳥:見ての感想は・・・狭っ!!!!神奈川では一般コースの枠を走らせてくれたので楽勝でしたが、今回は狭さ故にフルロックの嵐でした。
何とか無事に脱出。
・コーナーリング:浜名湖でよくお目にかかるゴム制(?)の△マーカーで半円を描いてありゾーンオーバーラインは描かれていませんでした。
規定が6秒以内でしたが6.1秒で走り抜けたと記憶しています。
・コーススラローム:神奈川ほどきつくも狭くもありません。HMS行っていれば初級ライン。
・坂道レムニー:女性、少年ラインはパイロン間が狭くないですか???? かなり手前から曲がって頂上で余裕を残しつつフルロックで切り抜けました。
・ブロックスネーク:基準タイムが11〜14秒で、神奈川ではかなりゆっくり走って減点を食らったので、ではということでさっさと通り抜けたら早すぎ、出口寸前で一瞬止まってこらえたけど無駄でした。9秒で通過。でも、落ちる不安はありませんでした。さすがに2度目で慣れたか・・・
・一本橋:橋の向こうにちょうど良い目標物があったのでそれを凝視して頭を固定、今回はリズムを間違わないよう慎重に渡ったら16秒!!!ガッツ!!!!(^^)
ブレーキング:女性クラスは30キロで7m停止ですが、手前で加速しすぎて速度を落としたら29キロで計測されました・・・。くそっ!!!もうちょいだったのに!!!
振り返ってみて神奈川で失敗した教訓を多少は生かせたかと思います。
この安全運転大会の出場を決めてからこっち、常に意識した確認作業をしてきたため、普段の走りでもどうやら左右後方確認巻き込み確認は習慣化したようです。
見て減るものではないのでこの習慣はこのまま続けて行こうと思います。
ふたつの県大会を経験し、それぞれの県の雰囲気の違いを感じることが出来て面白かったです。
知り合いも一気にたくさん出来ました。志の高い人のオーラはたくさんたくさんもらいたいです(^^)
来年も友人を誘って参戦しようと思います。
余談・・・
・・・頂き物にケチをつけるわけでは毛頭ないのですが、入賞商品が羽毛布団って、どうよ(^_^;)
品物じたいはとてもありがたく嬉しい物だったのですが、いかんせん雨の自車両参加、どうやって持って帰ればいいのか苦労しました。
賞をもらうとは思ってみなかったので、持ち帰りの手段を考えておらずゴミ袋に入れて無理矢理リアシートにトロフィーと一緒にくくりつけました。
そういえば神奈川大会の他の入賞者もあれこれ頑張ってバイクの後ろにくくりつけていましたね。
こうなると、他県の入賞商品が気になります・・・。