もてぎトレッキング

昨年の9月以来の参加です。
なかなか休みの都合がつかず来れませんでしたが、よやく来ることが出来ました。

7時頃に笠間付近ではらはらと降る雪に出会い、冷えた路面にうっすらと積もり始めました。
まだ人の動き出していない農道などはたんぼと畦の区別が遠目にもくっきりです。
さらさらと風で吹き流される雪を見て、バイクで来なくてよかったと心底思いました。



トレッキングの内容は毎回ほぼセオリー通り運ばれます。
手順はすっかり身に着き、その分自分の課題を探せます。
今回はやや失いつつあるトライアル車での3次元バランスを取り戻そうと思っていました。

今日のメインはHさんとサブにKさん。
Hさんは美声が非常によく通り、スピーカーはほとんど使用せずにすみました。

午前中はアスファルトメインで練習、終盤20分程不整地で足慣らし。
V溝走行は、早めに通過するとさほど苦もなく走れるが、半クラ状態で歩くくらいの速度になると
とたんに破綻して溝から乗り上げてしまいます。

ここでKさんに教えを乞いました。
ヒントをいくつかもらって少し感覚がつかめてきた頃におしまい。ちょっと惜しかった。
坂道セクションではHさんが待ち構えていてひとつ出来る毎に次の周ではちょっと難しい課題を
与えてくれます。この教え方は本多選手のやり方に似ていてちょっとづつ階段を登れるようで嬉しい。


午後は人数が増えたけれど、午前から引き続き組と午後から組の二手に完全に分かれての講習となりました。
ゆえにお互いどこで何をしていたのかはわかりません。

北ショートの裏でフロントアップを織り交ぜたコース走行をやってから山に登ります。
珍しく北ショートのトイレ脇から登り始めました。

トレッキングに慣れない人が数人いたせいもありますが、Hさんの人柄もあったのでしょう、要所要所にて通過方法の
説明があります。

無事に登りきってうり坊平に着き、Hさんの先導でひたすらうねうねうねうねと樹木間を走ります。
TLMはハンドルの切れ角が大きいのでいいけれど、CRFの人にはちょっときつかったかも。

時々列を抜けて中級コース寄りの藪漕ぎを楽しんでみました。
残暑の頃にはここに入ると蜘蛛の巣が顔に張り付きましたが、今の時期は乾いた葉っぱと朽ちた木を踏む音でいい感じです。

下山も同じルートで、下りついた先で洗車をするのですが、水道が凍っているために使えるのは3本だけでした。
少し降り始めた雪の中、洗車と給油をすませて教室にてアンケートを書いて終了。

ここでも、通常のアンケート用紙の裏に転倒に関する振り返りアンケートがありました。
今回は転けていないので無記入提出です。


このところオフロード(モトクロス寄り)に足を突っ込み始めたせいでなかなかトライアル系の練習が出来ていません。
久しぶりにどんぐり山を走った感触として、やっぱりトライアル系も楽しい!と思いました。

淡々と難所をこなしていくあの感じがとても病みつきになります。