苗場山

世間は夏休みに入って子供達の姿を昼間から見るようになりました。

朝4時起きで出かけてきました、苗場山

もともとは優柔不断な自分、行き先をいくつか候補としてあげておき、当日車を走らせながら決めるといういい加減さ。

今回は日光白根山にするか、谷川岳にするか、はたまた美ヶ原にするか決めかねていました。
全ての地図を車に積んでいましたが、家を出て高速にのった時点で東北道方面は却下となり、関越でちんたら北に向かいます。

信越方面へのジャンクションを過ぎてそのまま北上、水上でも降りず一路関越トンネルに突入。
苗場山と決まりました。
湯沢インターで降りて、コンビニで食料と水を調達、地図で場所を再度確認。
少し東京方面に戻ったところに登山道へと続く林道があるようです。

祓川ルートと呼ばれる登山道から取り付きました。
夏休みとはいえ、平日であったので8時台でも駐車場になんとか車を止められました。
上手に止めればあと10台位は余裕かも。

トンボが出始めていることを調べてあったので、おそらくブヨなどはいないだろうと踏んででかけました。
やはりトンボだらけでほかの虫は周回してくるスズメバチ位でした。



ここから歩き出します。

ここをずんずん上がっていくと、やがて車道に出て和田小屋までのつまらないアスファルト歩きが始まります。


駐車場から20分くらい上がったところにある和田小屋からの登山口
ここからが本当の登山口です。
冬はスキー場なのですが、冬に来たことがないのでどんな感じかはわかりません。


サルのコシカケ???


こんな道が結構続きます。
どこ歩くねんっ(汗)



今回はここで時間切れとなりました。
1時半になったら途中であっても登り出しから5時間たつので折り返すことを決めていました。
日帰りなのでこれ以上無理をしても下山出来る自信がなかったので出直しです。
お花畑も堪能できたし、ここまで来れただけでも今回は十分でした。


苗場山の山姿が綺麗です。

下山してきたのは4時半頃でした。

登り5時間かかった道を下りは3時間でした。6合目付近からガスに巻かれ、見通しが少し悪くなりましたが
おおむね良好なコンディションです。
ただ、岩場の下りだったので、かなり足腰にきて帰りは猿ヶ京温泉の露天風呂でゆったり雷雲と稲光を楽しみました(笑)






本日の装備:モンベルTシャツ、化繊のアームカバー、CW-Xレボリューションモデル、ミレーの七分パンツ、
ウール靴下、登山靴、サンシェード付の幅広の帽子、ストック、

化繊のアームカバーとCW-Xレボリューションモデルは今回初使用。
アームカバーは体温調節にいい具合でした。
CW-Xレボリューションモデルは今までのタイプに比べて格段に縫い目が少ないのですごくよかった。
これまでは、同じCW-Xのものでも足首付近がだんだんと縫い目に当たって痛みを感じ始めるのですが、今回は全く不具合がありませんでした。
これからはこのタイツにしとこうと思います。

持って行って使用しなかったもの:折りたたみクッション(岩が多かったので座るところに不自由はなかった)、谷川岳の天然水2本(雷清水の水をありがたくいただいたので未開封で持ち帰り)
持って行って良かったもの:ムラオカのカリカリ梅個装袋(塩分補給)、
持って行けば良かったと思ったもの:双眼鏡(鳥がたくさんいた)



オマケ・・・
帰りの林道では、猿の集団が道をふさいでいました。
道の真ん中に落ちていた木の枝は彼らの仕業だったようです。
この周辺ではビバークは絶対したくないと思った次第です。