落葉松の森へ

平地では春の花が咲き始めている頃、浅間山周辺はまだまだ深い雪の中。

GW頃まではスノーシューが楽しめるほどの標高を持つ湯の丸
北アルプスが見られればラッキーとばかりに晴れた休みの日に出かけました。
地蔵峠に向かうにつれ雲行きが怪しくなり、湯の丸スキー場の駐車場に到着した頃から
ちらちらと雪が舞い、歩き準備をしているうちに吹雪いてきました。
やめよっかなぁ・・・とチラリと思いましたが、まぁ、こんこん平辺りでちょろっと遊んでいこうかと思いました。

吹雪いてます。
スノーシューテレマークスキーの跡らしきトレースがわずかについていましたが、
見る見る間にそれが雪で消えていき、自分の後ろも足跡がかき消されます。
豪雪が降っているわけではなく、粉雪が強い風で舞い、それが隙間をうめていきます。
歩いても座ってもダイブ(笑)しても雪でべちゃべちゃになることはなく、
ころころと雪遊びを堪能。


落葉松の林の中を歩くのは、もちろんかんじきです。
鐘分岐まできてようやく青空が見えてきました。



湯の丸山を登っていってこの辺から雪の下がアイスバーン
アイゼンがないとヤバくなってきたのでここで諦めて下山しました。
来た道を振り返ると、手前に見えるのはこんこん平で、さらに向こうに見えるのは湯の丸スキー場


落葉松の林の間をぬって歩きます。
この斜面はどこを歩いても下っていけばキャンプ場にたどり着くので迷子になる心配はないです。


ここの落葉松は植林されたものだというものがよくわかります。
進む道を示すかの様に真っ直ぐです。


よたよたと好き勝手に歩いた自分だけのトレースが残っています。


山を降りて向かったのは十福の湯、上田市長野市の県境に程近い地蔵峠の付近です。
雪が積もると露天風呂で雪見風呂が楽しめるお気に入りの温泉。


今日は月と惑星が縦に並んだ日、関越道藤岡のSAにて眺めました。