あさきゆめみし

その昔、雑誌で連載をやっていた頃には見向きもしなかった源氏物語
最近ひょんなことでブックオフで購入してからどっぷりこんとはまってしまった。
時々読み返しているけれど、自分としては朧月夜が一番好きだったりする。
20年以上昔の漫画だけれど、内容が今でも色あせないのがすごい。あの当時の漫画は名作と言われるものが多く、また、その漫画家自身もいまだ現役だったりする。
ポーの一族は単行本になってから初めて読んだが、萩尾さん独特の軽やかさに惹かれた。
トーマの心臓でドイツびいきがさらに深くなったりした。そういう意味ではオルフェウスの窓なんかは見事にドイツが舞台だし。(ちょっとだけロシアだけど)

最近は漫画雑誌を読む機会がなくなったが、時折足を運ぶブックオフで見つけた好みの漫画家さん、皇なつき。なまめかしいきれいな画質で一目で気に入ってしまった。

まだまだ面白い漫画がたくさんあるんだろうけど、自分が生きている間にどのくらいの本に巡り会えるんだろう。これも縁というものだと思う。