カヤノ平へ


シルバーウィーク前の平日3連休、のんびり高原で星空を見る目的でカヤノ平にやってきました。
シルクバレーにしようかそれとも沼沢湖か、と思いつつ天気予報とにらめっこして、
より晴天に近そうな長野方面として関越に乗りました。
上里SAを出る頃には雨もぱらぱらと小降りになり、下仁田付近ではこのまま晴れ上がるのではと思われるような空でした。

湯の丸がいいなぁと思ってはいたのですが、さらに山向こうのカヤノ平まで行ってみたくなり、上信越道をそのまま中野まで走りました。
晴天の期待は大きく外れ、軽井沢付近からずっと雨の中を走り、寒くなりついにはグリップヒーターをつける羽目に。

まぁ、雨であっても持ってきたのは4人用山岳テントなので結構強気。
中野インターで降りて目に付いたジャスコで夕食と明日の朝食を調達して山道を急ぎました。

以前、この付近の湯田中の安代温泉に泊まったことがあります。
その時もあまりいいお天気ではなかったような・・・。
草津から渋峠を越えて湯田中で一泊し、野沢温泉から越後湯沢方面回りのぐるりとツーリングでした。



カヤノ平に着いた頃にはキャンプ場は見事に霧に包まれており、一体どこがテントサイトなんだかわからない状態でした。
管理棟で受付をすませて「この道から向こう、柵までの間のどこに張ってもいいです」と教わるが、その柵すら見えん・・・。
まぁ、ネットで多少は配置を頭に入れてきていたので何となくわかっていたので水場から比較的近い、
ちょっといい枝振りの樹の横に張ることにしました。
細引きを色違いで20m程持参していたので、テントの他に持っていたツェルトを前室代わりにと張ることが出来ました。




雨と霧でしっぽりぬれて通好みなキャンプで、自分の他には誰もいません。
今日は管理人すら山を降りてしまいました。
こんな一人きりの環境は北海道で何度か遭遇しており、ゆっくり出来るので好きなのですが、いかんせん雨が困りモノでした。
せっかく奥志賀の高原まで来たのに雨では星も見えません。残念。

草木も眠る丑三つ時、普段ならそろそろ寝る頃(笑)もそもそ起き出してテントの外を見ると、星が出ていました。
ちゃんと天の川も見えます。
しばし空を眺めて納得してまた眠りにつきました。