湯の丸から浅間山周辺
先日カヤノ平に行った際、もうひとつ候補として上がっていたのがこの湯の丸高原。
ここは茅野の入笠山同様、星の人がよく来るところで、夜空の美しさは折り紙つき。
前夜、仕事を終えてから車で上信越を走り、深夜の峠道を登り地蔵峠の駐車場までたどり着きました。
標高を上げるごとにはっきりと見えてくるきらめきは明らかに星のまたたきでした。
駐車場で天を仰ぐとはっきりとミルキーウェイが確認出来ます。
北斗七星が稜線にかかっていたのですが、星が多すぎて探すのが大変でした。
車の荷台には銀マット・エアマット・ダウンのシュラフ2枚、さらに湯たんぽまで揃えた超豪華耐寒装備(笑)
この場合、ダウンは1枚でよかったかも。
星を見ながらぬくぬくと眠りに就きました。
朝日が昇る少し前に目が覚め、晴れていることに安堵しつつ昨夜のうちに準備して
持ってきてあったお弁当でゆったり朝食を摂りました。
身支度を整え、歩き始めます。目指すは湯の丸山。
歩き始めてからレンゲツツジの群落がある辺りまでは晴れていました。
背中に朝日を受けてぽかぽか。
だんだんと雲行きがあやしくなり、ついに雲に覆われてしまいます。
途中で見下ろした山々の中に湖が見えました。
どこの湖だか全く気にしていなかったので、なんだか気になります。
地図を見たら、嬬恋の田代湖だとわかりました。
霜柱をザクザク踏みしめて歩きます。
この時期は花が全くなく、他にかまうものがなかったためですが、楽しかったです。
途中の分岐もこんな具合にガスが出ていてなんだかわかりにくい。
初めてだとちょっと不安になったかもしれません。
これだけガスがかかっていたにもかかわらず、下山したとたんにほぼ快晴になりました。
再度登るのはさすがにためらわれたので浅間山周辺を車で入れる範囲で散策することに。
登る途中で見えていた湖をめざしてナビを頼りに寄ってみました。
ほぼ完全にガードされた人造湖で、湖畔に降り立つことは無理なようです。
まぁ、釣り人がいたのでどこかしら秘密の抜け穴があるのでしょうが(笑)
嬬恋まで来てしまったので、そのまま鬼押しハイウェイを通って浅間山を眺めつつ帰路につきました。
浅間山は冠雪しており、この時期に見られる筋状の雪形が見られました。