タテヤマスギ

昨年は紅葉の中を歩いた片貝川流域。
今年は1ヶ月早い時期に訪れました。

前日夜から関越道→上信越道と走り、長野市付近のPAにて車中泊し、明け方八方尾根に向かうゴンドラリフト乗り場まで
やってきましたが、あいにくの土砂降りで唐松岳登山は諦めて急遽北アルプスの裏側に回ることになりました。


魚津市の埋没林を展示している博物館です。


魚津市役所の観光課にて洞杉のある場所を確認し、片貝川を登っていきました。
坂本都子さんの移設された慰霊碑の脇を通り、車止めのある駐車場に車をとめて歩きます。
山スタイル+モトクロスジャージ+長靴 の変なコンセプトの出で立ちですが、これがとても楽で最近この格好で歩くことが多いです。

ひょんなきっかけでウラスギの存在を知り、先々週のアシウスギに続いて同じ系列杉のタテヤマスギを見に来ました。
とても生命力にあふれた力強いこんな巨木に惹かれ、ついつい立ち止まっては眺めてしまいます。



昨年、早月尾根麓の番場島でたくさん見かけた岩を抱く杉もたくさんありました。
豪雪の中で必死にしがみつきながらも最終的には岩を飲み込んでしまうしたたかさは感服します。


テーブルがあったのでそこにカメラを置いてセルフタイマーで記念撮影。
このあと土砂降りになり、カッパを着て傘をさしました。雨の中の巨木散策はとても楽しいということを発見。
木道がめちゃくちゃ滑るということも発見(笑)



歩いていると、足元にはこんなきれいな虫を見かけます。
この形はカメムシかな?



山から湧き上がる雲がとてもきれいでした。


ひとしきり歩いて楽しんだ後は、宇奈月温泉に立ち寄り露天風呂でトロッコ電車を眺めます。
こっちから見えるということは、当然トロッコ電車からもよく見えるってこと。
対岸なので気になりませんが。



今夜は魚津駅前泊まり。
地元の居酒屋にて地物のお魚や岩もずくをいただきました。